今年初めての映画。

ちなみに去年観た映画の本数は25本でした。
おととしは36本だから、だいぶん少ないですね。
今日はお休みでレディスDAYでもあったので、2本観てきました。

1本目のこの映画、ドキュメンタリーなんですけど、
題材がかなり衝撃的というかなんというか・・・

この映画を観終わった後は、ファーストフード&ジャンクフードを
しばらくは食べたくなくなるに違いありません。私は食べたけど(笑)

映画の内容は簡単に言うと、

肥満の割合が多いアメリカにおける、ファーストフードが体内に及ぼす
悪影響について、監督自ら実験台となって検証する。


というもの。

しかしこれがなかなかすごいのです。
数あるファーストフード店の中でも、マクドナルドに的を絞り、
1日3食30日間食べ続けるという、一見すると簡単そうなことなんですが、
どんどん体に悪い兆候が現れてきて、体重はもちろん増加し、
気分も優れず、肝臓はアルコール依存症並の症状まで出てきて・・・

マクドナルドで販売している物以外食べてはいけなくて、更には
スーパーサイズを勧められたら断ってはいけない、
といういかついルールまであるのです。

3×30食のうち、スーパーサイズを勧められたのは9回。
最初の頃は、食べてすぐに戻したりしてました。それぐらいの量。
コーラは1,200ccって言ってたもんなぁ。考えられません。

なんか、アメリカってすべてがスケールがでっかいというか、
日本ではありえないことがまかり通っていうるというか。

だって、「自分が肥満なのは、有害な食べ物を販売した店が悪い!」
なんて10代の少女が訴訟を起こしたりするぐらいだもの。
そんなこと人のせいにすんなよーって思うけどなぁ。

喫煙者に体に悪いからと注意は出来ても、肥満の人に対して、
「それ以上食うな!体に毒だぞ、ブタ!」とは言えない、
ってのもなるほどなーって感じです。
どっちも体に悪影響を与えてることには違いないのに。

 
途中、ウトウトしてしまったりもしたのですが、
この実験をやり遂げた監督はすごいと思いました。

数名の医者がきちんとフォローしてくれていたとは言え、
だんだん不安な気持ちになっていただろうに。

約10キロ増加した体重は、9ヶ月ぐらいかけて元に戻したそうな。

皆さんもファーストフードの食べすぎには注意してくださいね。

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